【徹底比較】エアレジとスクエアはどっちがオススメ?機能や手数料の違いを詳しく検証!

【徹底比較】エアレジとスクエアはどっちがオススメ?機能や手数料の違いを詳しく検証!
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「お店にキャッシュレス決済を導入したいけど、エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)、結局どっちがいいの?」

個人店オーナーや開業準備中の方から、最も多く寄せられる質問の一つです。どちらも無料で始められる人気のPOSレジですが、実はその特徴は大きく異なります。間違った選択は、日々の業務効率だけでなく、お店の利益やキャッシュフローにまで影響を与えかねません。

この記事では、過去に小規模なカフェを運営し、両方のレジを実際に使用した筆者が、単なるスペック比較ではわからない「生きた情報」を元に、あなたのお店に最適なPOSレジ選びを徹底的にサポートします。

料金、機能、入金スピード、サポート体制まで、あらゆる角度から比較し、読了後には迷いなく「これだ!」と決められる状態を目指します。


目次

第1章 エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)の違いを比較一覧

第1章 エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)の違いを比較一覧

まずは結論から。エアレジとスクエアの主な違いを一覧表にまとめました。各項目の詳細は後の章でじっくり解説しますが、まずはこちらで全体像を掴んでください。

エアレジ(Airレジ) vs スクエア(Square) 徹底比較一覧表

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比較項目エアレジ(Airレジ)スクエア(Square)ポイント
初期費用0円(要iPad)0円(スマホでも可)スクエアはより手軽に始められる
月額料金0円0円どちらもPOSレジアプリは無料
決済手数料3.24% / 3.74%(交通系IC: 1.98%)3.25% / 3.75% / 3.95%交通系IC多用ならAirペイが有利
入金サイクル月3〜6回最短翌営業日スクエアがキャッシュフローで圧勝
導入スピード2週間〜1ヶ月最短当日すぐ始めたいならスクエア一択
顧客管理機能△(限定的)◎(標準搭載)スクエアはCRM機能が強力
外部連携◎(リクルート系)◯(APIが豊富)Airシフト等との連携はAirレジが強み
電話サポート◯(無料)△(要リクエスト)手厚いサポートならAirレジ

もし私が今、再び自己資金100万円で小さなカフェを開くなら、「スクエア」を選びます。 判断基準は「キャッシュフローの速さ」と「導入の手軽さ」です。開業当初は、売上があっても手元資金が枯渇しがち。売上が翌日に入金されるスクエアの安心感は、何物にも代えがたい価値があります。実際に私は、Airペイの入金サイクル(当時は月3回)が原因で、月末の仕入れ代金の支払いに肝を冷やした経験が一度ならずありました。

AirレジやSquare以外の選択肢も含めた『【2025年最新版】オールインワン決済端末を徹底比較!コスパ最強のおすすめ端末8選もご紹介!』も参考になります。


第2章 【コストで比較】エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)、安いのはどっち?

第2章 【コストで比較】エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)、安いのはどっち?

POSレジ導入で最も気になるのが「コスト」です。初期費用、月額料金、そして見落としがちな決済手数料や振込手数料まで、トータルでどちらがお得になるのかを徹底的に掘り下げていきましょう。

2-1. 初期費用・月額料金:どちらも無料だが周辺機器コストに違い

エアレジもスクエアも、POSレジアプリの利用料は月額0円です。これは小規模事業者にとって非常に大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、「完全に0円で始められる」と考えるのは早計です。レジとして運用するには、アプリを動かすための端末や、レシートを印刷するためのプリンターなどが必要になります。ここに両者の違いが生まれます。

  • エアレジ: iPadが必須。iPhoneでは利用できません。
  • スクエア: iPhone、Androidスマホ、iPad、専用端末など、幅広いデバイスに対応。

つまり、すでにiPadを持っているなら差はありませんが、持っていない場合、エアレジはiPadの購入費用(新品で約5万円〜)が初期費用として上乗せされます。一方、スクエアなら手持ちのスマートフォンで始められるため、初期費用を極限まで抑えることが可能です。

2-2. 決済手数料:事業規模によってはエアペイ(Airペイ)が安い

2-2. 決済手数料:事業規模によってはエアペイ(Airペイ)が安い

継続的に発生するコストとして最も重要なのが、決済ごとにかかる「決済手数料」です。一見わずかな差に見えますが、年間を通してみると数万円単位の差額になることも珍しくありません。

■エアペイとスクエアの主要決済手数料比較(2025年7月時点)

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決済ブランドエアペイ(Airペイ)手数料スクエア(Square)手数料備考
Visa / Mastercard / Amex3.24%3.25%ほぼ同等
JCB / Diners / Discover3.24%3.95%Airペイが0.71%安い
交通系電子マネー1.98%3.25%Airペイが圧倒的に安い
QUICPay / iD3.24%3.75%Airペイが安い
QRコード決済3.24%3.25%ほぼ同等

この表からわかる通り、JCB系のカードや交通系電子マネーの利用が多い店舗では、エアペイの方が手数料を安く抑えられます。

「キャッシュレス決済手数料の仕組みと比較」は『【一覧で比較】キャッシュレス決済の手数料は高いのか?サービス別の相場や目安を徹底解説!』の記事で詳しく解説しています。

【専門家コメント】

税理士・山田氏 「月商50万円の小売店で、売上の20%がJCBブランド、10%が交通系電子マネーだと仮定しましょう。この場合、1ヶ月の手数料差額は以下のようになります。

  • JCB決済分(10万円): 
  • 100,000×(3.95%−3.24%)=$710
  • 100,000×(3.95%−3.24%)=$710
  • 交通系IC分(5万円): 
  • 50,000×(3.25%−1.98%)=$635
  • 50,000×(3.25%−1.98%)=$635 

合計で月々1,345円、年間で16,140円、Airペイの方がお得になります。この差額は、固定費削減の観点から決して無視できません。事業計画を立てる際は、想定される顧客層が利用する決済手段の割合を考慮してシミュレーションすることが重要です。」

2-3. 入金サイクル:スクエア(Square)が圧倒的に早い

売上がいつ自分の口座に入金されるかを示す「入金サイクル」は、お店のキャッシュフローに直結する生命線です。この点においては、スクエアがエアペイを圧倒しています。

  • スクエア:
    • 三井住友銀行・みずほ銀行なら最短翌営業日に入金。
    • その他の金融機関でも週1回(毎週金曜日)入金。
    • 振込手数料は無料。
  • エアペイ:
    • みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行なら月6回。
    • その他の金融機関は月3回。
    • 振込手数料は無料(ゆうちょ銀行を除く)。

特に個人事業主やスタートアップ企業にとって、手元資金の確保は死活問題です。売上をすぐに事業資金として活用できるスクエアの仕組みは、非常に大きなアドバンテージと言えるでしょう。


第3章 【機能で比較】エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)高機能なのは?

コストの次に重要なのが「機能」です。日々の会計業務をスムーズにするだけでなく、売上アップに繋がるヒントを与えてくれるのが優れたPOSレジです。ここでは「レジ会計」「売上分析」「顧客管理」の3つの観点から両者を比較します。

3-1. レジ会計機能:カスタマイズ性のエアレジ(Airレジ)直感操作のスクエア(Square)

レジ機能は毎日使うものだからこそ、使いやすさが重要です。両者のアプローチは対照的です。

  • エアレジ: 「高機能でカスタマイズ性が高い」
    • 商品登録時に色やサイズ、詳細なカテゴリ分けが可能。
    • 飲食店向けの「レストランボード」と連携すれば、テーブル管理やコース予約、キッチンへのオーダー伝達(キッチンプリンター連携)まで一元管理でき、非常に強力です。
    • 設定項目が多いため、導入時に少し学習時間が必要です。
  • スクエア: 「シンプルで直感的」
    • マニュアルを読まなくても、誰でもすぐに使えるシンプルなインターフェースが魅力。
    • 商品登録も簡単で、アルバイトスタッフへの教育コストを大幅に削減できます。
    • 複雑な設定は少ない分、特殊な割引やセット販売などには工夫が必要な場合があります。

【実機レビュー】

アルバイト初日のスタッフが即戦力になったスクエア 私のカフェでは、スタッフの入れ替わりも考慮してスクエアを選びました。結果、新しく入ったアルバイトスタッフ(20代・学生)は、レジ操作の研修時間わずか15分で、一人で会計をこなせるようになりました。 以前、知人の店でエアレジを触らせてもらった際は、多機能な分、どこに何の機能があるか把握するのに少し時間がかかりました。ITに詳しい人ならエアレジのカスタマイズ性を存分に活かせますが、多様なスタッフが働く環境ではスクエアのシンプルさが光ると感じます。

3-2. 売上分析機能:どちらも高機能だが特色に違い

どちらのPOSレジも、日々の売上データを自動で集計・分析してくれる強力なレポート機能を備えています。

  • エアレジ:
    • 商品別・カテゴリ別・時間帯別の売上分析など、基本的なレポート機能が充実。
    • 日次、週次、月次など、期間を指定して詳細な帳票を出力できます。経理担当者が見やすいフォーマットが特徴です。
  • スクエア:
    • リアルタイムでの売上追跡が可能。スマホアプリで外出先からでもお店の状況を把握できます。
    • 「リピート顧客」と「新規顧客」の割合や、顧客一人あたりの平均単価など、マーケティング視点の分析に強いのが最大の特徴です。

3-3. 顧客管理機能:標準搭載のスクエア(Square)がリード

3-3. 顧客管理機能:標準搭載のスクエア(Square)がリード

リピーターの育成は、店舗経営の安定に不可欠です。この顧客管理(CRM)機能において、スクエアはエアレジを一歩リードしています。

  • スクエア:
    • 会計時に顧客情報を登録すると、購入履歴が自動で紐づきます。
    • 顧客リストを作成し、特定のグループ(例:1ヶ月以上来店のないお客様)に絞ってメールマガジンやクーポンを配信できます。
  • エアレジ:
    • 単体での顧客管理機能は非常に限定的です。
    • 顧客情報を管理するには、別途ポイントサービス(例: dポイント、Pontaなど)や外部のCRMツールとの連携が必要になります。

顧客との関係性を深め、再来店を促す施策を打ちたいと考えているなら、標準機能でここまでカバーできるスクエアは非常に魅力的です。

【リアルな口コミ】

美容室オーナーが語るスクエアのCRM機能 「うちはスクエアの顧客リストが生命線です。前回の施術内容や会話をメモしておき、次回来店時に活かしています。特に、最終来店から3ヶ月経ったお客様に『そろそろメンテナンスしませんか?』というDMを送る施策で、休眠顧客の掘り起こしに成功し、リピート率が5%改善しました。」(30代・美容室オーナー)


第4章 【連携性で比較】エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)拡張性が高いのは?

第4章 【連携性で比較】エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)拡張性が高いのは?

POSレジは単体で使うだけでなく、決済端末や会計ソフトなど、様々なツールと連携させることで真価を発揮します。ここでは「決済端末」「周辺機器」「外部サービス」という3つの観点から、どちらのレジがあなたの店にフィットするかを見ていきましょう。

4-1. 決済端末:一体型のスクエア(Square)ターミナルが便利

キャッシュレス決済を受け付けるための「決済端末(カードリーダー)」は、レジ周りの使い勝手を大きく左右します。

  • エアペイ:
    • 決済端末は、無償貸与されるカードリーダー(iPhone/iPadに接続して使用)が基本です。
    • 【メリット】 キャンペーンを利用すれば端末代は0円。
    • 【デメリット】 レシートを印刷するには、別途レシートプリンターが必要です。レジ周りが複数の機器で煩雑になりがちです。
  • スクエア:
    • スクエア リーダー(税込7,980円):コンパクトなカードリーダー。
    • スクエア ターミナル(税込39,980円):決済端末とレシートプリンターが一体になったオールインワン端末。
    • 【メリット】 スクエアターミナルなら、一台でカード決済もレシート発行も完結。見た目もスマートで、レジ周りがすっきりします。
    • 【デメリット】 端末の購入費用がかかります。

Squareターミナルの活用術は『Square(スクエア)とは?特徴や評判・口コミから導入費用・決済手数料まで完全解説!』でチェックしましょう。

イベント出店で実感したスクエアターミナルの威力

私がカフェのPRで地域のフードフェスに出店した際、大活躍したのがスクエアターミナルでした。電源とWi-Fi(もしくはスマホのテザリング)さえあれば、どこでもすぐにお店を開ける手軽さは感動的です。行列ができた時も、決済からレシート発行までが一台でスムーズに行えるため、お客様を待たせることがありませんでした。 もしエアペイを使っていたら、iPad、カードリーダー、モバイルプリンターと、3つの機器を持ち運ぶ必要があり、準備もオペレーションもこれほど楽ではなかったでしょう。移動販売やイベント出店を考えているなら、スクエアターミナルは非常に強力な選択肢です。

4-2. 周辺機器の豊富さは同等レベル

レシートプリンターやキャッシュドロワーといった周辺機器の対応状況については、両者に大きな差はありません。 どちらも主要なメーカー(セイコーインスツル、スター精密など)のBluetooth接続モデルに対応しています。

選ぶ際のポイントは、将来的な拡張性です。例えば、キッチンにもプリンターを置いてオーダーを飛ばしたい(飲食店の場合)など、どのような店舗運営を目指すかによって必要な機器は変わってきます。

■主要な対応周辺機器

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機器の種類エアレジ(Airレジ)スクエア(Square)
レシートプリンター◯(推奨モデル多数)◯(推奨モデル多数)
キャッシュドロワー◯(プリンター接続型)◯(プリンター接続型)
バーコードリーダー◯(推奨モデルあり)◯(推奨モデルあり)

コストを抑えるための提案

予算5万円で揃えるレジ周り機器セット 「とにかく安く、でも必要な機能は揃えたい!」という方のために、私が実践した中古品も活用するモデルプランを提案します。

  • エアレジプラン(合計:約45,000円)
    • iPad(中古):25,000円
    • カードリーダー:0円(キャンペーン利用)
    • レシートプリンター(中古):20,000円
  • スクエアプラン(合計:39,980円)
    • スクエアターミナル:39,980円
    • ※スマホで運用するためiPadは不要

このように、スクエアターミナルを選ぶと、結果的に総額を抑えつつ、スマートなレジ環境を構築できる場合があります。

4-3. 外部連携:リクルート系サービスとの連携ならエアレジ(Airレジ)

POSレジの売上データを他のサービスと連携させることで、バックオフィス業務は劇的に効率化します。

  • エアレジ:
    • 最大の強みは、リクルートが提供する各種サービスとのシームレスな連携です。
    • Airシフト: 勤怠管理。スタッフのシフト作成や人件費の自動計算が可能。
    • レストランボード: 予約管理。グルメサイト(ホットペッパーグルメ等)からの予約を一元管理。
    • 会計ソフトfreee/マネーフォワード: 売上データを自動で取り込み、確定申告の手間を大幅に削減。
  • スクエア:
    • API(外部サービスと連携するための仕組み)が公開されており、様々なサードパーティ製アプリと連携できます。
    • こちらも会計ソフトfreee/マネーフォワードとの連携は可能です。
    • リクルート系サービスのような、店舗運営全体を網羅するエコシステムはエアレジに軍配が上がります。

第5章 【導入・サポートで比較】エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)安心なのは?

新しいシステムを導入する際、「すぐに始められるか」「困った時に助けてもらえるか」は非常に重要なポイントです。導入スピードとサポート体制を比較してみましょう。

5-1. 導入スピード:最短当日から使えるスクエア(Square)が早い

「明日からお店でカード決済を使いたい!」という緊急のニーズに応えられるのは、圧倒的にスクエアです。

  • スクエア:
    • 審査スピード: アカウントをオンラインで作成後、最短当日で審査が完了し、すぐにVisa/Mastercardなどのオンライン決済や手入力での決済が利用可能になります。
    • 端末の到着: スクエアリーダーなどの端末は、申込み後、通常2〜3営業日で届きます。
  • エアペイ:
    • 審査スピード: クレジットカード、交通系電子マネー、QRコード決済など、各決済ブランドごとに審査が行われます。そのため、全ての審査が完了し、利用開始できるまで早くても2週間、長いと1ヶ月以上かかる場合があります。
    • 端末の到着: 審査完了後、カードリーダーが発送されます。

急いで導入したい事情がある場合は、このスピード感の違いを念頭に置く必要があります。

5-2. サポート体制:電話サポート無料のエアレジ(Airレジ)が手厚い

5-2. サポート体制:電話サポート無料のエアレジ(Airレジ)が手厚い

万が一のトラブルが発生した際、頼りになるのがサポート体制です。この点では、エアレジの方が手厚いと言えるでしょう。

  • エアレジ:
    • 電話サポート: 無料の電話窓口が用意されており、平日10:00〜19:00まで直接オペレーターに相談できます。
    • その他: チャットサポート、メールサポートも充実しています。
  • スクエア:
    • 電話サポート: 電話サポートはありますが、利用するにはまずヘルプセンターからメールで問い合わせ、スクエア側から折り返し電話をもらう形式が基本です。(※状況により変更の可能性あり)
    • その他: メールサポートが中心となります。ヘルプセンターのQ&Aは非常に充実しています。

「決済ができない」「レシートが出ない」といった緊急性の高いトラブルの際に、すぐに電話で相談したいというニーズが強い方にとっては、エアレジのサポート体制は大きな安心材料になります。

閉店間際の決済トラブルを救ってくれた電話サポート

知人の雑貨店で、閉店間際にエアペイの決済が急にできなくなるトラブルが発生しました。お客様を待たせている状況でパニックになりましたが、すぐにサポートセンターに電話したところ、オペレーターの指示でiPadを再起動し、アプリを再ログインすることで5分ほどで解決できたそうです。「あの時、すぐに電話で聞ける相手がいて本当に助かった」と話していました。メールでのやり取りでは、このスピード感での解決は難しかったでしょう。


第6章 エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)あなたのお店におすすめなのは?

ここまで様々な角度から両者を比較してきました。最後に、これまでの情報を踏まえ、どのような店舗・経営者にどちらのサービスがおすすめなのかを具体的に提案します。

個人店向けのPOSレジ選定フレームは『個人店におすすめなPOSレジはどれ?業種別に特徴や機能を比較して徹底解説!』をチェック!

6-1. エアレジ(Airレジ)がおすすめの店舗・経営者

以下の項目に一つでも当てはまるなら、エアレジはあなたにとって最高のパートナーになる可能性が高いです。

特徴1:飲食店を経営しており、予約やオーダー管理も効率化したい

レストランボードと連携すれば、予約管理からテーブル案内、オーダー、会計までが一気通貫。特にホットペッパーグルメを利用しているなら連携は必須レベルです。

特徴2:スタッフの勤怠管理や給与計算の手間を減らしたい

Airシフトとの連携で、面倒なシフト管理や人件費計算から解放されます。店舗運営全体のバックオフィス業務を効率化したい方に最適です。

特徴3:交通系電子マネーの利用が多い(駅近の店舗など)

1.98%という業界最安水準の決済手数料は大きな魅力。SuicaやPASMOでの支払いが頻繁に発生する立地なら、手数料だけで年間数万円のコスト削減に繋がります。

特徴4:IT機器の操作に不安があり、手厚い電話サポートが欲しい

困った時に無料で直接電話相談できる安心感は、何物にも代えがたい価値があります。

エアレジで月10時間の業務削減に成功した飲食店オーナー

「以前は予約を電話とノートで、シフトをExcelで管理していました。エアレジとレストランボード、Airシフトを導入してからは、全てが自動で連携。予約のダブルブッキングもなくなり、スタッフの人件費計算もボタン一つ。合計で月に10時間以上は事務作業が減り、その分メニュー開発や接客に時間を使えるようになりました。」(40代・居酒屋経営)

6-2. スクエア(Square)がおすすめの店舗・経営者

以下の項目に当てはまるなら、スクエアがあなたのビジネスを力強く後押ししてくれるでしょう。

特徴1:とにかく早く、手軽にキャッシュレス決済を始めたい

最短当日で審査が完了するスピード感は業界随一。明日からのイベントや、急な開業にも対応できます。

特徴2:開業したばかりで、キャッシュフローを最優先したい

売上が最短翌日に入金されるため、資金繰りの不安を大幅に軽減できます。特にスタートアップ期の事業者にとっては最大のメリットです。

特徴3:顧客管理に力を入れ、リピーターを増やしたい

標準搭載されたCRM機能を使えば、追加費用なしで顧客へのアプローチが可能です。データに基づいたマーケティングで、安定した店舗経営を目指せます。

特徴4:移動販売やイベント出店など、店舗外での決済機会が多い

スクエアターミナルのような持ち運びやすい一体型端末は、場所を選ばずに決済環境を構築できます。フットワークの軽いビジネススタイルに最適です。

イベント出店で売上機会を逃さなくなったハンドメイド作家

「デザインフェスタなどのイベントに出店する際、以前は現金のみで『カードは使えますか?』と聞かれて何度も機会損失していました。スクエアを導入してからは、高単価な商品も売れるようになり、イベントでの売上が平均1.5倍に。入金が早いので、次のイベントの材料費にすぐ充てられるのも助かっています。」(30代・ハンドメイド作家)

第7章 エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)比較のよくある質問(Q&A)

ここまでエアレジとスクエアを様々な角度から比較してきましたが、それでもまだ細かな疑問が残っているかもしれません。この章では、多くの方が抱く共通の質問に、Q&A形式で簡潔にお答えしていきます。

7-1. Q. エアレジとスクエアは併用できる?

A. 結論から言うと、併用は可能です。例えば、「POSレジの機能はエアレジを使い、キャッシュレス決済の受付だけスクエアの端末で行う」といった運用ができます。

  • メリット: エアレジの豊富な機能(レストランボード連携など)と、スクエアの早い入金サイクルという、両方の「良いとこ取り」ができます。
  • デメリット: 会計情報がエアレジに、決済情報がスクエアに分散してしまいます。売上管理や経理処理が煩雑になるため、手動での集計作業が必要になる可能性があります。

7-2. Q. エアレジ(Airレジ)とエアペイ(Airペイ)の違いがよくわからない…

A. この2つは役割が全く異なります。セットで使うことで真価を発揮するサービスです。

  • エアレジ(Airレジ): 「レジ本体」の役割を果たすPOSレジアプリです。注文の入力、会計計算、売上分析などを行います。
  • エアペイ(Airペイ): クレジットカードや電子マネーを読み取る「決済端末」の役割を果たすキャッシュレス決済サービスです。

Airペイの基本については『Airペイとは?サービスの特徴から評判・口コミ、具体的な使い方まで徹底解説!』をご覧ください。

7-3. Q. 楽天ペイやSTORES決済との違いは?

A. それぞれに強みがあり、ビジネスモデルによって選択肢になります。

  • 楽天ペイ(実店舗決済): 楽天経済圏との連携が最大の強みです。楽天ポイントを貯めたり使ったりできるため、楽天ユーザーの集客が見込めます。入金サイクルも翌日(楽天銀行の場合)と非常に早いです。
  • STORES(ストアーズ)決済: ネットショップ作成サービス「STORES」との連携がスムーズです。実店舗とオンラインストアの両方を運営している場合、在庫や売上の一元管理がしやすく便利です。

7-4. Q. 導入が速いのはどっち?

A. 圧倒的にスクエアです。前述の通り、スクエアはWebからの申込み後、最短当日から利用を開始できます。一方、エアペイは複数の決済ブランドの審査が必要なため、全ての決済方法が使えるようになるまで2週間〜1ヶ月程度かかるのが一般的です。すぐにでもキャッシュレス決済を始めたい場合は、スクエア一択となります。

7-5. Q. 入金が速いのはどっち?

A. こちらもスクエアです。スクエアは三井住友銀行またはみずほ銀行の口座を指定すれば、売上が最短翌営業日に入金されます。対してエアペイは、主要な銀行でも月6回の入金サイクルです。日々の運転資金を確保したい、キャッシュフローを改善したいという事業者にとって、スクエアの入金スピードは非常に大きなメリットです。

7-6. Q. サポートが手厚いのはどっち?

A. 緊急時の安心感を重視するならエアレジです。エアレジは無料の電話サポート窓口を設けており、平日の営業時間内であれば直接オペレーターと話して問題を解決できます。一方、スクエアの電話サポートはリクエスト制が基本で、まずはメールでの問い合わせから始まります。機器の操作に不安がある方や、いざという時にすぐ電話で相談したい方には、エアレジの手厚いサポート体制が心強いでしょう。


第8章 エアレジ(Airレジ)とスクエア(Square)比較ポイントの最終確認

あなたのビジネスにとって、最高のパートナーはどちらでしょうか?以下のチェックリストで、自店の状況と照らし合わせてみてください。

【最終チェックリスト】あなたの店に合うのはどっち?

▼エアレジがおすすめ 

□ 飲食店で、予約やオーダーもデジタル化したい
□ スタッフのシフト管理も一緒に効率化したい
□ 駅の近くなど、交通系電子マネーの利用が多い
□ 困った時はすぐに電話で相談できる安心感が欲しい
□ ホットペッパーなどリクルートのサービスを既に利用している

▼スクエアがおすすめ

□ とにかく明日からでもカード決済を始めたい
□ 開業直後で、日々のキャッシュフローが何より重要
□ 顧客情報を管理して、リピーターを増やしたい
□ イベント出店や移動販売など、店舗外で使う機会がある
□ シンプルな操作で、誰でもすぐに使えるレジが良い

このチェックリストで多く当てはまった方が、今のあなたのビジネスに最適な選択である可能性が高いです。

POSレジの導入は、単なる会計業務の効率化ではありません。それは、日々の売上を「データ」に変え、未来の経営戦略を描くための羅針盤を手に入れることです。どの商品が売れているのか、お客様はいつ来るのか、リピーターは増えているのか──。データに基づいた経営は、あなたのビジネスをより強く、よりしなやかにします。この記事が、あなたの素晴らしい事業をさらに加速させるための一助となれば幸いです。さあ、最初の一歩を踏み出しましょう。

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この記事を書いた人

鵜飼 あきひろのアバター 鵜飼 あきひろ 株式会社Grill 取締役/店舗経営・集客コンサルタント

2014年にオイシックス株式会社で海外事業を担当後、香港・中国現地法人の社長に就任。
2017年に起業した株式会社Emooveでは代表として事業を成長させ売却・EXIT。
現在は株式会社Grillの取締役COOとして複数の飲食店舗を経営する傍ら、現場目線で成果の出る集客支援に取り組んでいる。
豊富な実践経験と経営視点を活かし、小さなお店の“ファンづくり”をサポートするのが信条。

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