Airペイ(エアペイ)とは?サービスの特徴から評判・口コミ、具体的な使い方まで徹底解説!

Airペイとは?サービスの特徴から評判・口コミ、具体的な使い方まで徹底解説!
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目次

第1章 導入前に3分で確認!Airペイがあなたの店に合うか分かる早見表

おすすめ端末④ Airペイ

これからキャッシュレス決済の導入を検討している、多忙な店舗オーナー様へ。数ある決済サービスの中で、なぜ「Airペイ(エアペイ)」が多くの個人店や小規模事業者に選ばれているのでしょうか。

この章では、Airペイの全体像を最短時間で掴んでいただくため、サービスの基本情報と、あなたの業種で導入できるかどうかを明確にします。まずはこの早見表で、Airペイがあなたのお店に合う選択肢か、ご確認ください。

公式サイトはこちら

1-1. Airペイ基本情報まとめ表

Airペイは、株式会社リクルートが提供するモバイル決済サービスです。お手持ちのiPadまたはiPhoneと専用カードリーダー1台で、クレジットカードから電子マネー、QRコード決済まで、あらゆる決済手段に対応できるのが最大の特長。まずは主要な決済サービスであるSquare、楽天ペイとの比較を見てみましょう。

【Airペイ・Square・楽天ペイ 基本情報比較表】

項目AirペイSquare楽天ペイ
提供会社リクルートBlock, Inc.楽天ペイメント
初期費用0円(キャンペーン適用時)7,980円〜19,800円〜
月額費用0円0円0円
決済手数料0.99%〜3.24%3.25%〜3.24%〜3.74%
対応決済ブランド数77種以上約15種約25種
入金サイクル月3〜6回最短翌営業日月1〜6回
対応端末iOSのみiOS / AndroidiOS / Android
振込手数料無料無料無料

Airペイを含む主要端末の違いを知りたい方は『【2025年最新版】オールインワン決済端末を徹底比較!コスパ最強のおすすめ端末8選もご紹介!』をチェック!

私が知人のカフェにAirペイを推薦した3つの理由 

私が店舗コンサルティングを行う中で、知人のカフェオーナーにキャッシュレス決済の導入相談を受けた際、迷わずAirペイを推薦しました。理由は3つあります。

  • 「PayPayは使える?」「Suicaは?」あらゆるお客様の要望に応えられる77種以上の対応ブランド数は、機会損失を防ぐ最大の武器になります。
  • 「0円スタートキャンペーン」を利用すれば、通常20,167円のカードリーダーが無料。iPadさえあれば、本当にリスクなく始められます。
  • 飲食店のピークタイムにトラブルはつきもの。年中無休で夜23時まで対応してくれる電話サポートの存在は、機械が苦手なオーナーにとって何よりの安心材料でした。

1-2. あなたのお店は導入OK?対象業種と注意が必要なケース

Airペイは、法人・個人事業主を問わず、非常に幅広い業種で導入が可能です。

【導入できる業種の例】

  • 飲食店: カフェ、レストラン、居酒屋、バー、キッチンカー
  • 小売店: アパレル、雑貨店、書店、食料品店、移動販売
  • 美容・サロン: 美容室、ネイルサロン、エステサロン、リラクゼーション
  • サービス業: 学習塾、習い事教室、整体院、クリニック、宿泊施設、イベント出店

一方で、Airペイの加盟店規約により、申し込みができない、または審査が通りにくい業種も存在します。

【導入が難しい・不可となる業種の例】

  • 風俗営業、アダルト関連サービス
  • ギャンブル、公営競技関連
  • マルチ商法、情報商材
  • その他、法律や公序良俗に反する事業

元加盟店審査担当者が語る審査のポイント 

「審査で最も重視されるのは、事業の実態が客観的に確認できるかです。立派なウェブサイトは必須ではありません。店舗の外観・内観がわかる写真、取り扱い商品がわかるチラシやパンフレット、あるいは活動内容がわかるSNSアカウントのURLでも、事業の実態を示す有効な資料になります。」


第2章 本当に0円?専門家が明かすAirペイの料金・手数料の全貌

第2章 本当に0円?専門家が明かすAirペイの料金・手数料の全貌

Airペイの魅力は何と言ってもその料金体系にありますが、「本当にそんなに安いの?」「後から追加費用を請求されない?」と不安に思う方もいるでしょう。この章では、導入にかかる初期費用から、日々の運営で発生する決済手数料、売上の入金サイクルまで、お金にまつわる全てを徹底的に解説します。

2-1. 初期費用・月額費用0円スタートキャンペーンの注意点と実質コスト

結論から言うと、現在実施中の「キャッシュレス導入0円スタートキャンペーン」を利用すれば、本当に初期費用・月額費用0円でAirペイを始めることが可能です。

このキャンペーンでは、通常価格20,167円(税込)の専用カードリーダーが無料で貸与されます。月額の固定費や、途中で解約した場合の違約金なども一切かかりません。

ただし、1点だけ注意が必要です。Airペイを利用するには、決済アプリを動かすためのiPadまたはiPhoneを自分で用意する必要があるということです。すでにお持ちの端末が利用できる場合は追加コストはかかりませんが、持っていない場合は端末の購入費用が発生します。

2-2. 決済手数料が業界最安水準は本当?

Airペイで発生するコストは、取引ごとにかかる決済手数料のみです。この手数料率は決済手段によって異なり、0.99%∼3.24%の範囲に設定されています。

  • クレジットカード決済: 通常3.24%ですが、中小事業者向けの「決済手数料ディスカウントプログラム」が自動適用され、Visa、Mastercard、JCBなどが業界最安水準の2.48%になります。
  • 電子マネー決済(交通系ICなど): 約3.24%
  • QRコード決済(PayPay、d払いなど): 2.95%
  • COIN+(リクルートの独自決済): 0.99%

手数料構造をさらに詳しく理解したい方は、『Airペイ(エアペイ)の手数料って高いの?必要な手数料一覧を他社と比較して徹底解説!』の記事も参考になります。

利用者のリアルな声 

「個人店にとって3%台の手数料は正直痛いけど、Airペイのディスカウントプログラムでクレカ手数料が2.48%になったのは本当に助かる。」(飲食店オーナー) 「お客さんの利用が多いPayPayの手数料が2.95%なのは少し高いかなと感じる。でも他の決済手段もまとめて管理できる便利さを考えれば許容範囲。」(小売店スタッフ)

では、実際の手数料負担は他社と比べてどうなのでしょうか。モデルケースで比較してみましょう。

月商50万円のカフェの場合

  • Airペイの手数料負担額
    • クレジットカード分: 500,000×0.4×0.0248=$4,960
    • QRコード分: 500,000×0.2×0.0295=$2,950
    • 合計: 7,910円
  • Squareの手数料負担額(主要手数料率3.25%で計算)
    • 合計: 500,000×0.6×0.0325=$19,500

このように、特にクレジットカードの利用が多いお店では、Airペイの手数料優位性が際立ちます。

加盟店手数料の相場をもっと知りたい方には『【一覧で比較】クレジットカード決済の加盟店手数料の相場や目安を一覧にして徹底解説!』がおすすめです。

2-3. 振込手数料・入金サイクル

キャッシュレス決済で得た売上は、一度Airペイ側に預けられ、後日指定の銀行口座に振り込まれます。この際の振込手数料は、ゆうちょ銀行を除き、どの金融機関でも完全に無料です。入金回数が増えてもコストはかかりません。

入金される頻度(入金サイクル)は、指定する銀行口座によって異なります。

  • 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行を指定した場合:月6回
    • 月に6回、約5日おきに売上が入金されます。資金繰りの安定化に大きく貢献します。
  • 上記以外の金融機関を指定した場合:月3回
    • 月に3回、約10日おきに入金されます。

メガバンク指定でキャッシュフローが劇的に改善 

「知人のカフェでは、振込先に三井住友銀行を指定しました。すると、本当に約5営業日ごとに入金通知が届き、仕入れ代金の支払いが非常にスムーズになりました。以前の月1回入金のサービスを使っていた時とは、キャッシュフローの安心感が全く違います。」

専門家が語る資金計画の注意点 

「月6回入金は小規模事業者の資金繰りを劇的に改善させますが、一つ注意が必要です。QRコード決済(Airペイ QR)分の売上だけは、金融機関を問わず月1回(月末締め、翌月末払い)となります。売上のうちQR決済の比率が高いお店は、その分の入金が最大で約2ヶ月後になることを前提とした資金計画を立てることが極めて重要です。」


第3章 レジ周りがこれ1台で完結!77種の決済対応と便利な機能

第3章 レジ周りがこれ1台で完結!77種の決済対応と便利な機能

Airペイが選ばれる最大の理由は、1台のカードリーダーであらゆるお客様の支払いニーズに応えられる、その圧倒的な対応力にあります。この章では、Airペイが持つ多彩な機能と、それを活用していかにお店の売上を最大化し、業務を効率化できるかを具体的に解説します。

3-1. クレジットカード・電子マネー・QRコードの対応ブランド一覧

「お客様の『これ、使えますか?』に、もう断る必要はありません。」Airペイを導入すれば、この一言が現実になります。国内外の主要な決済ブランド77種以上に対応しており、機会損失を徹底的に防ぎます。

  • クレジットカード(7ブランド): Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
  • 電子マネー(14ブランド): Suica、PASMOなどの交通系IC(全10種)、iD、QUICPay、Apple Pay、Google Pay
  • QRコード決済(56ブランド以上): PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、LINE Pay、メルペイ、J-Coin Pay、Alipay+、WeChat Payなど

インバウンド需要も逃さない! 

「箱根で小さな土産物店を営んでいます。Airペイで銀聯カードやAlipayに対応できるようになったおかげで、海外からのお客様がまとめ買いしてくれることが増え、客単価が明らかに上がりました。」(50代・小売店オーナー)

3-2. 周辺サービス:Airレジ・ポイント・オンライン決済で売上を最大化

Airペイは単なる決済端末にとどまりません。リクルートが提供する多彩な「Airシリーズ」と連携させることで、お店の運営そのものを進化させることができます。

  • Airレジ(無料POSレジアプリ):
    • AirペイとAirレジを連携させると、会計金額が自動でAirペイに反映され、金額の二度打ちミスがなくなります。さらに、商品ごとの売上分析や在庫管理、顧客管理まで可能になり、レジ周りの業務が劇的に効率化します。
  • Airペイ ポイント:
    • dポイント、Ponta、楽天ポイント、Vポイント、WAON POINTといった共通ポイントの取り扱いが可能になります。ポイントを貯めたい・使いたいお客様の来店動機となり、リピーター獲得に繋がります。
  • Airペイ オンライン:
    • 店舗での対面決済だけでなく、メールやSNSに決済用リンクを貼って送る「リンク決済」や、月謝や会費などの「サブスクリプション決済」にも対応。お店に来られないお客様への販売や、安定した収益モデルの構築をサポートします。

3-3. iPhoneが決済端末になる「Airペイ タッチ」とは?

「Airペイ タッチ」は、2024年から本格的に提供が開始された、Airペイの新しい決済スタイルです。この機能を使えば、専用のカードリーダーがなくても、あなたのiPhone本体がそのまま決済端末になります。

  • メリット:
    • 究極のミニマル決済: 荷物がiPhone1台で済むため、キッチンカーやイベント出店、訪問サービスなど、身軽さが求められる業態に最適です。
    • さらなるコスト削減: カードリーダーの到着を待つ必要がなく、iPhoneさえあれば即日利用を開始できます。

注意点: 現状では、クレジットカードのタッチ決済(NFC)と、交通系ICなどの電子マネーにのみ対応しています。ICチップを差し込む方法や、磁気ストライプをスキャンする方法には対応していないため、すべてのカードが決済できるわけではありません。

イベント出店でその手軽さを実感! 

「先日、友人のフリーマーケット出店を手伝った際にAirペイタッチを試させてもらいました。お客様から『カードで』と言われた際、ポケットから自分のiPhoneを取り出してかざしてもらうだけで決済が完了。そのスピード感と手軽さには、お客様も私も驚きました。」

POSレジ選びで迷っている方には、『個人店におすすめなPOSレジはどれ?業種別に特徴や機能を比較して徹底解説!』のガイドが参考になります。


第4章 契約前に必ず確認!利用者が語る4つのデメリット

第4章 契約前に必ず確認!利用者が語る4つのデメリット

Airペイは多くのメリットを持つ優れた決済サービスですが、導入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、契約前に知っておくべきデメリットや注意点も存在します。この章では、利用者が実際に感じているネガティブな側面に正直に向き合い、それぞれに対する賢い対策をセットで解説します。

4-1. Androidユーザーは利用不可!iOS端末を用意する必要性

Airペイを導入する上での最大の制約は、対応するモバイル端末がApple社のiPadまたはiPhoneに限定されることです。残念ながら、Androidのスマートフォンやタブレットでは利用できません。

日頃からAndroid端末に慣れ親しんでいるオーナーやスタッフにとっては、操作を覚え直す手間や、新たにiOS端末を購入するコストが導入のハードルになる可能性があります。

  • 対策①:中古のiOS端末を活用する 最新モデルである必要はありません。Airペイのアプリが動作する比較的古いモデルのiPadやiPhoneであれば十分です。フリマアプリや中古販売店などで探せば、2万円前後で状態の良い端末を見つけることも可能です。
  • 対策②:Android対応の他社サービスを検討する どうしてもAndroid端末で運用したい場合は、Squareやstera packなど、iOSとAndroidの両方に対応している決済サービスの導入を検討しましょう。

Androidで使える決済サービスなら、stera packも検討の価値があります。『stera pack(ステラパック)とは?その特徴や評判、導入費用から決済手数料まで完全解説!

Androidユーザーの選択 

「お店のスタッフ全員がAndroidユーザーだったので、導入のために中古のiPadを1台購入しました。最初は戸惑いましたが、操作がシンプルなので結果的には満足しています。」(30代・美容室オーナー) 「最後まで迷いましたが、追加投資を避けたかったので、Androidスマホで使えるSquareを選びました。お店の状況に合わせて選ぶのが大事ですね。」(40代・飲食店店主)

4-2. 分割払いや一部電子マネー(nanaco/WAON)には非対応

Airペイは豊富な決済手段に対応していますが、万能ではありません。特に注意すべき2つのデメリットがあります。

  • クレジットカードの分割払い・リボ払い・ボーナス払いに非対応 Airペイでのクレジットカード決済は、すべて「一括払い」のみとなります。そのため、高単価な商品を扱うお店では、お客様が購入をためらってしまう可能性があります。
  • 一部の流通系電子マネーに非対応 スーパーやコンビニなどで広く使われている「nanaco」や「WAON」といった流通系の電子マネーには対応していません。これらのお客様が多い立地のお店では、機会損失につながる可能性があります。

4-3. QR決済の売上は入金が最大2ヶ月後になる

第2章でも触れましたが、これは資金繰りに関わる非常に重要なデメリットです。Airペイの入金サイクルはメガバンク指定で月6回と非常に優秀ですが、それはクレジットカード決済と電子マネー決済の売上に限った話です。

PayPayやd払いといったQRコード決済(Airペイ QR)の売上は、金融機関を問わず「月末締め・翌月末払い」の月1回入金となります。例えば、5月1日にQRコードで決済された売上が実際に入金されるのは、6月の末日です。現金化までに最大で約2ヶ月かかることになり、この比率が高いお店は資金繰りが圧迫される危険性があります。

  • 対策:
    • 資金計画の徹底: 月々の売上のうち、QR決済が占める割合を把握し、その分の入金が遅れることを前提とした資金計画を立てましょう。手元資金に余裕を持たせておくことが不可欠です。
    • お客様への決済方法の案内: あからさまな誘導は避けるべきですが、レジ横に「クレジットカード・交通系IC使えます」といったポップを大きく掲示するなど、入金の早い決済手段が利用可能であることを自然にアピールするのも一つの手です。

4-4. 「電話が繋がりにくい」は本当?

Airペイは年中無休で23時まで対応という手厚い電話サポートが魅力ですが、一方でSNSなどでは「電話がなかなか繋がらない」という声も散見されます。特に、多くの店舗が営業している平日の昼間や、トラブルが起きやすい夕方のピークタイムは電話が混み合いやすい傾向があるようです。

  • 対策:
    • 繋がりやすい時間帯を狙う: 比較的空いていることが多い午前中の早い時間帯(9:30〜11:00頃)や、夜の時間帯(21:00以降)を狙って電話をかけるのがおすすめです。
    • 他のサポートチャネルを活用する: Airペイには電話以外にも「チャット」や「メール」での問い合わせ窓口があります。急を要さない質問や、エラー画面のスクリーンショットを送りたい場合などは、これらのチャネルが非常に有効です。

Airペイの注意点をさらに深く知りたい方は、『Airペイ(エアペイ)のデメリットとは?評判って悪いの?知っておくべき注意点を総まとめ!』の記事をご覧ください。

チャットサポートの評判 

「電話は繋がらなかったけど、公式サイトのチャットで質問したらAIが即答してくれて、それでも解決しない内容はオペレーターさんがすぐに対応してくれました。返信も早くて的確だったので、今ではもっぱらチャット派です。」


第5章 申し込みから利用開始まで完全図解!審査に落ちないための4ステップ

第5章 申し込みから利用開始まで完全図解!審査に落ちないための4ステップ

Airペイの導入を決めたら、次は申し込み手続きです。「手続きが面倒そう」「審査に落ちたらどうしよう」と不安に思うかもしれませんが、ポイントを押さえれば誰でも簡単かつスムーズに進められます。この章では、申し込みから利用開始までの全手順を、審査通過のコツと共に解説します。

5-1. 申込みから利用開始までの流れ

Airペイの導入は、大きく分けて4つのステップで完了します。審査は通常3〜7営業日ほどで完了し、申し込みから最短1週間程度で利用を開始できます。

【導入までの4ステップ】

STEP

オンラインで申し込み: Airペイ公式サイトから申し込みを開始します。リクルートの共通IDである「AirID」(無料)を作成し、店舗情報や事業者情報を入力します。

STEP

必要書類の提出: 管理画面から、審査に必要な書類の画像をアップロードします。

STEP

加盟店審査: リクルートおよび各決済ブランドによる審査が行われます。結果はメールで通知されます。

STEP

利用開始: 審査を通過すると、数日で専用カードリーダーが発送されます。手元に届いたら、iPad/iPhoneにアプリをインストールし、初期設定をすれば完了です。

5-2. 申し込みに必要な書類一覧

スクロールできます
事業形態必要書類
個人事業主①本人確認書類(運転免許証など)②店舗の実態がわかる資料(店舗写真、ウェブサイトURLなど)③(必要に応じて)営業許可証
法人①登記簿謄本(3ヶ月以内のもの)②法人番号③店舗の実態がわかる資料④(必要に応じて)営業許可証

審査期間について 

「申し込みからちょうど4日でカードリーダーが届いて驚きました。もっと時間がかかると思っていたので助かりました。」(20代・キッチンカー) 「提出した本人確認書類の画像が不鮮明で、再提出に。結局、利用開始まで2週間近くかかってしまいました。書類はしっかり準備すべきです。」(40代・小売店)


第6章 Airペイ・Square・楽天ペイを10項目で徹底比較

第6章 Airペイ・Square・楽天ペイを10項目で徹底比較

「Airペイのことはよくわかったけど、他のサービスと比べて結局どうなの?」これは、誰もが抱く疑問でしょう。この章では、主要な競合である「Square」「楽天ペイ」とAirペイを、店舗オーナーが気になる10の項目で徹底的に比較し、あなたのお店にとってどの決済サービスが最適なのかを結論付けます。

6-1. 料金・機能・サポートの違い比較一覧表

まずは、3社の特徴が一目でわかる総合比較表をご覧ください。

スクロールできます
比較項目Airペイ(エアペイ)Square(スクエア)楽天ペイ
①対応ブランド数◎ 77種以上△ 約15種◯ 約25種
②クレジットカード手数料◎ 2.48%〜◯ 3.25%〜◯ 3.24%〜
③QRコード手数料◯ 2.95%◎ 3.25%(PayPayのみ)◯ 3.24%〜
④初期費用◎ 0円(キャンペーン時)△ 7,980円〜△ 19,800円〜
⑤月額費用◎ 0円◎ 0円◎ 0円
⑥入金サイクル◯ 月3〜6回◎ 最短翌営業日◯ 月1〜6回
⑦振込手数料◎ 無料◎ 無料△ 楽天銀行以外は有料
⑧対応端末△ iOSのみ◎ iOS/Android◎ iOS/Android
⑨分割払い対応× 不可◎ 可(要別途申請)× 不可
⑩電話サポート◎ 年中無休/〜23時△ 平日のみ/〜20時◯ 年中無休/〜18時

この表から、Airペイは「①対応ブランド数」と「②クレジットカード手数料」、「⑩電話サポート」で明確な強みを持つ一方、「⑥入金サイクル」と「⑧対応端末」の自由度では劣ることがわかります。

6-2. あなたのお店に最適なのはこのサービス!タイプ別診断

比較結果を踏まえ、どのようなお店にどのサービスが向いているのか、店舗コンサルタントとして最終的な結論を提示します。

  • 【Airペイ】が最適なのはこんなお店
    • とにかく多様な決済手段に対応したいお店 (例:観光地の飲食店、若者向けのアパレル店など)
    • クレジットカードの利用比率が高いお店 (手数料2.48%の恩恵を最大限に受けられる)
    • ITや機械が苦手で、手厚いサポートを求めるお店
    • すでにiPadやiPhoneを持っているお店

結論: 対応力・コスト・サポートの総合的なバランスを重視するなら、Airペイが最も有力な選択肢です。

  • 【Square】が最適なのはこんなお店
    • 売上を1日でも早く現金化したいお店 (最短翌営業日入金は圧倒的な魅力)
    • Androidのスマホやタブレットで運用したいお店
    • 高単価商品が多く、分割払いに対応したいお店 (例:家具店、宝飾店、エステサロンなど)

結論: とにかく資金繰りのスピードを最優先するなら、Squareが最適解です。

Squareに関する詳しい情報は、『Square(スクエア)とは?特徴や評判・口コミから導入費用・決済手数料まで完全解説!』で徹底解説しています。

  • 【楽天ペイ】が最適なのはこんなお店
    • すでに楽天銀行をメインバンクとして使っているお店 (翌日自動入金・振込手数料無料の恩恵を受けられる)
    • 楽天市場に出店しているなど、楽天経済圏を積極的に活用したいお店
    • 楽天ポイントをフックに来店促進を図りたいお店

結論: あなたのお店の事業全体が楽天経済圏と深く結びついているなら、楽天ペイを選ぶメリットは大きいでしょう。


第7章 Airペイ導入後の「困った!」を解決するトラブルシューティングQ&A

Airペイの導入が無事に完了しても、日々の店舗運営では予期せぬトラブルや疑問が発生することがあります。「こんな時どうすればいいの?」という不安を解消するため、この章では導入後によくある「困った!」にQ&A形式で具体的にお答えします。

Q1. 停電やインターネットの通信障害が起きた時、Airペイは使えますか?

A. いいえ、基本的には利用できません。

Airペイはインターネット回線を通じて決済処理を行うクラウド型のサービスのため、停電でルーターの電源が落ちたり、通信障害が発生したりすると利用できなくなります。ただし、iPadやiPhoneがモバイル回線(4G/5G)に接続できるモデルであれば、停電時でも端末のバッテリーが持つ限り決済を続けることが可能です。万が一の備えとして、モバイルWi-Fiルーターを用意しておくか、一時的に現金決済のみに切り替えるなどの対応ルールをスタッフ間で共有しておくことを強くおすすめします。

Q2. 大事なカードリーダーが故障したらどうなりますか?

A. サポートデスクに連絡すれば、交換対応をしてもらえます。

「キャッシュレス導入0円スタートキャンペーン」で無料貸与されているカードリーダーの場合、通常利用の範囲での故障であれば無償で交換してもらえます。まずは慌てずにAirペイのサポートデスクに電話かチャットで連絡しましょう。緊急時には、カードリーダーを使わずにカード番号を手入力する「キーイン決済」という代替手段もありますが、決済手数料が割高になる場合があるため、早めの交換手配が賢明です。

Q3. お客様のカードで決済エラーが出ました。まず何をすればいいですか?

A. まずは端末の再起動と再ペアリングを試してみてください。

決済エラーの原因は様々ですが、多くは一時的な通信の不具合や、アプリとカードリーダーの接続不良です。慌てずに以下の手順を試してみてください。

  • Airペイのアプリを完全に終了させ、再度立ち上げる。
  • iPad/iPhoneのBluetooth設定画面で、カードリーダーとのペアリングを一度解除し、再度接続する。
  • iPad/iPhone本体を再起動する。

Q4. 確定申告の時、Airペイの売上データはどうやって使えばいいですか?

A. 管理画面から売上データをCSV形式で出力し、会計ソフトに取り込むのが最も効率的です。

Airペイの管理画面では、日別・月別・決済手段別の売上データを簡単に確認でき、CSVファイルとしてダウンロードできます。このCSVデータを会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)に取り込めば、手入力の手間なく売上計上が完了します。

Q5. 今使っているAirレジ以外のPOSレジと連携させることはできますか?

A. いいえ、他社のPOSレジとの直接的な自動連携はサポートされていません。

Airペイは、同じリクルート社の「Airレジ」との連携に最適化されています。他社のPOSレジをお使いの場合、会計金額をAirペイアプリに手で入力する必要があります。ただし、Q4で解説したように売上データはCSVで出力できるため、日々の売上管理を他社POSレジで行い、月末にAirペイの売上データをCSVで取り込んで合算する、といった運用は可能です。

実際の操作やトラブル対応をもっと知りたい方は、『Airペイ(エアペイ)の使い方完全マニュアル!初期設定や接続の仕方、決済時の操作方法まで!』の記事がおすすめです。


第8章 まとめ:Airペイを導入すべき店舗とは

第8章 まとめ:Airペイを導入すべき店舗とは

さて、ここまでAirペイの機能から料金、メリット・デメリット、導入方法まで、あらゆる角度から徹底的に解説してきました。この記事の最後に、店舗経営コンサルタントとして、Airペイがあなたのお店にとって本当に「導入すべきサービス」なのかを総括し、最終的な提言をします。

8-1. Airペイのメリット・デメリットを総まとめ

まず、Airペイの強み(メリット)と弱み(デメリット)を改めて整理しましょう。

【Airペイの強み(メリット)】

  • 圧倒的な対応力: 77種以上の決済ブランドに対応し、お客様の「使いたい」を逃さない。
  • 優れたコスト効率: 初期・月額0円、業界最安水準の決済手数料でリスクなく始められる。
  • 安心のサポート体制: 年中無休・23時までの電話サポートは、いざという時の保険になる。
  • 高い拡張性: Airレジやポイント機能との連携で、単なる決済にとどまらない店舗運営のDXが可能。

【Airペイの弱み(デメリット)】

  • 端末の制約: 対応端末がiOSに限定され、Androidユーザーには追加投資が必要。
  • 機能の制約: 分割払いや一部の電子マネー(nanaco/WAON)には非対応。
  • 入金サイクルの遅さ: QR決済分の売上は現金化までに最大2ヶ月かかる。

これらの特性を踏まえた上で、Airペイの導入を強くおすすめできるのは、以下のようなお店です。

8-2. Airペイを導入すべき店舗

「多様なお客様のニーズに応えつつ、コストを抑えて安心してキャッシュレス化を進めたい、iPadかiPhoneを持っているすべての小規模店舗」

具体的には、様々な支払い方法を持つお客様が訪れる飲食店や小売店、高額な機材投資が難しい開業したばかりのお店、ITに不慣れで手厚いサポートを求める個人経営のお店など、ほとんどの小規模事業者にとって、Airペイは最もバランスの取れた「最適解」の一つと言えるでしょう。

一方で、以下のような明確な目的がある場合は、他のサービスを検討する余地があります。

【他のサービスを検討した方が良いお店】

楽天経済圏との連携を重視するお店 → 楽天ペイ
1日でも早い入金を最優先するお店 → Square
高額商品が多く、分割払いが必須のお店 → Square、stera pack
Android端末での運用にこだわりたいお店 → Square、楽天ペイ

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この記事を書いた人

鵜飼 あきひろのアバター 鵜飼 あきひろ 株式会社Grill 取締役/店舗経営・集客コンサルタント

2014年にオイシックス株式会社で海外事業を担当後、香港・中国現地法人の社長に就任。
2017年に起業した株式会社Emooveでは代表として事業を成長させ売却・EXIT。
現在は株式会社Grillの取締役COOとして複数の飲食店舗を経営する傍ら、現場目線で成果の出る集客支援に取り組んでいる。
豊富な実践経験と経営視点を活かし、小さなお店の“ファンづくり”をサポートするのが信条。

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