個人美容室のおしゃれな内装デザインを人気スタイル別に紹介!10坪以下でも叶うコツまでを解説!

個人美容室のおしゃれな内装デザインを人気スタイル別に紹介!10坪以下でも叶うコツまでを解説!
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「自分だけの城」である個人美容室。その成功の鍵は、あなたのカット技術だけではありません。お客様がドアを開けた瞬間に感じる「わくわく感」や「居心地の良さ」、つまり内装デザインが、リピート率や客単価を大きく左右する時代になっています。

しかし、いざ開業準備を始めると、「おしゃれにしたいけど、何から手をつければいいの?」「限られた予算とスペースで理想の空間は作れる?」といった悩みに突き当たる方も多いのではないでしょうか。

この記事は、そんなあなたのための「羅針盤」です。長年、数多くのサロン開業をサポートしてきた筆者が、コンセプト設計の基本から、人気スタイル別のデザイン事例、失敗しない業者選びのコツまで、全6ステップで徹底解説します。この記事を読み終える頃には、あなたの頭の中にある漠然としたイメージが、実現可能な具体的なプランへと変わっているはずです。

目次

第1章 なぜ個人美容室の内装デザインが成功を左右するのか?

第1章 なぜ個人美容室の内装デザインが成功を左右するのか?

まずはじめに、なぜこれほどまでに個人美容室の内装が重要視されるのか、その本質的な理由から見ていきましょう。デザインは単なる「飾り」ではなく、あなたのサロン経営を根幹から支える「戦略」そのものです。

1-1. 内装はお客様の第一印象とブランドイメージを決定づける

お客様は、あなたの技術を体験する前に、まず空間を体験します。その最初の数秒で生まれる第一印象が、サロンの価値を決定づけると言っても過言ではありません。おしゃれでコンセプトが明確な内装は、言葉以上に雄弁にあなたのサロンの魅力を伝え、ブランドイメージを構築する「無言の営業マン」となってくれるのです。

1-2. 限られた空間だからこそ「設計」が重要になる理由

多くの個人美容室は、10坪〜15坪といった限られたスペースでの開業となります。「狭いから、おしゃれな内装は無理かも…」と諦める必要は全くありません。むしろ、限られた空間だからこそ、緻密な設計の力が最大限に発揮されるのです。

優れた設計は、物理的な広さ以上の「体感的な広がり」を生み出します。例えば、鏡の配置による奥行きの演出、天井まで届くハイドアの採用、壁と床の色を明るいトーンで統一することによる膨張効果など、視覚的なテクニックは無数に存在します。

専門家コメント:建築士A氏

 「小規模店舗の設計で最も重要なのは『視線の抜け』を作ることです。入口から見て一番奥の壁まで視線が遮られずに通るだけで、空間は驚くほど広く感じられます。また、動線計画も鍵となります。お客様の動線とスタッフの作業動線を分離し、交錯しないレイアウトにすることで、狭いスペースでもストレスなく、むしろプライベート感のある上質な時間を演出できるのです。」

限られたスペースは、見方を変えれば「お客様一人ひとりと向き合える、パーソナルな空間」という強みになります。その強みを最大限に活かすためにも、プロの視点を取り入れた空間設計が不可欠です。

【この章のチェックポイント】
✅ 内装は単なる飾りではなく、サロンの価値を伝える経営戦略の一部であると理解する。 ✅ 限られたスペースは弱みではなく、設計次第で「プライベート感」という強みに変えられると認識する。

第2章【STEP1】個人美容室がおしゃれな内装になるためのコンセプトと基本設計!

第2章【STEP1】個人美容室がおしゃれな内装になるためのコンセプトと基本設計!

魅力的な内装デザインは、しっかりとした土台の上に成り立ちます。感覚だけで進めてしまうと、途中で方向性がブレてしまい、「なんだかチグハグな空間…」という残念な結果になりかねません。ここでは、デザインの骨格となるコンセプト設計と、開業に必須の基本計画について解説します。

2-1. 誰にどんな価値を提供したいか

あなたが作りたいサロンは、一体「誰のための」「どんな場所」でしょうか?この問いに明確に答えることが、コンセプト設計の第一歩です。ターゲットとなるお客様像(ペルソナ)を具体的に描くことで、内装デザインの方向性は自ずと定まります。

【コンセプト設計の3ステップ】

  • ターゲット顧客(ペルソナ)の設定:
    • 年齢、性別、職業、ライフスタイル、価値観は?
    • どんな雑誌やSNSを見ている?
    • 美容室に何を求めている?(例:癒し、トレンド、ステータス)
  • 提供価値の定義:
    • そのペルソナに、あなたはどんな「体験」や「感情」を提供したいですか?
    • (例:「忙しい日常を忘れられる、非日常的な癒しの時間」「新しい自分に出会える、トレンド発信基地」)
  • コンセプトの言語化:
    • 上記を統合し、サロンのコンセプトを短い言葉で表現します。
    • (例:「ボタニカル&リラックス」「ミニマル&モダン」「アーバン・インダストリアル」)

この作業を丁寧に行うことで、「このターゲットなら、壁の素材は温かみのある木材がいいな」「このコンセプトなら、照明は少し暗めの間接照明を主体にしよう」といった具体的なアイデアが生まれやすくなります。

2-2. アイデア収集とムードボードの作り方

コンセプトが固まったら、次はそのイメージを視覚化していきましょう。頭の中にある漠然とした「おしゃれな感じ」を、具体的な写真や素材として集める作業です。この工程で役立つのが「ムードボード」の作成です。

【ムードボード作成の簡単ステップ】

  • ツールを決める: PinterestやInstagramの保存機能、またはCanvaのような無料デザインツールが便利です。
  • キーワードで検索: 「美容室 内装 ナチュラル」「salon interior industrial」など、コンセプトに関連するキーワードで検索し、ピンと来た画像をどんどん集めます。内装だけでなく、好きなカフェ、ホテル、ファッション、アートなども参考にしましょう。
  • 要素を分類する: 集めた画像を「空間全体」「色使い」「素材感」「照明」「家具・インテリア」などの要素に分けて整理します。
  • 1枚にまとめる: 最も気に入った画像をA3サイズ程度の台紙やデジタルキャンバスにコラージュのように配置し、1枚のボードに仕上げます。

このムードボードは、後の業者との打ち合わせで絶大な効果を発揮する「設計図」となります。

2-3. 開業前に必須!保健所の検査基準と法的要件

デザインの夢を膨らませる一方で、絶対に忘れてはならないのが、美容室の開業に必要な保健所の「構造設備基準」です。この基準をクリアしなければ、営業許可は下りません。デザイン性を追求するあまり、この法的要件を見落とすと、後で高額な追加工事が必要になる可能性があります。

知人オーナーの失敗談 

私の知人オーナーは、デザイン性を優先し、施術スペースに手洗い場を設けずに設計を進めてしまいました。しかし、保健所の事前相談で「各作業室に流水装置を備えること」という規定を指摘され、急遽壁を壊して給排水管を通す追加工事が発生。結果的に予定外の出費40万円と、オープンが2週間遅れるという手痛い失敗を経験しました。

最低限、以下のポイントは設計段階で必ず確認しましょう。

  • 作業室の床面積: 13㎡以上が基本(自治体により異なる)。
  • 椅子の台数: 6台を超える場合は、面積基準がさらに加算。
  • 床・腰張り: コンクリート、タイル、リノリウムなど不浸透性素材であること。
  • 洗髪設備・手洗い設備: 施術を行う場所に流水装置が必須。
  • 換気設備: 十分な換気ができる機械式換気扇などが必要。
  • 消毒設備: 器具を消毒するための設備と専用スペース。
  • 待合スペース: 作業室と明確に区画されていること。

これらの基準は自治体によって細部が異なるため、必ず管轄の保健所のウェブサイトを確認するか、設計の早い段階で図面を持って事前相談に行くことを強く推奨します。

【この章のチェックポイント】
✅ 「誰に・何を」というコンセプトを明確にし、デザインの軸を定める。
✅ 理想のイメージを「ムードボード」として視覚化し、関係者との共有ツールとして活用する。
✅ 設計の初期段階で、必ず管轄の保健所の法的要件を確認する。

第3章【STEP2】人気スタイル別!おしゃれな個人美容室の内装デザイン事例集!

コンセプトの土台が固まったら、いよいよ具体的なデザインスタイルの検討です。ここでは、個人美容室で特に人気の高いスタイルを、それぞれの魅力や実現のポイント、そしてリアルな口コミやデータを交えながらご紹介します。あなたのサロンのコンセプトに最もフィットするスタイルを見つけてください。

3-1. ナチュラル系:木の温もりとグリーンで癒しの空間を演出

3-1. ナチュラル系:木の温もりとグリーンで癒しの空間を演出

無垢材のフローリング、漆喰の壁、そしてたっぷりの観葉植物。自然素材をふんだんに使ったナチュラルスタイルは、性別や年齢を問わず幅広い層に愛される王道のデザインです。カフェのようなリラックスした雰囲気は、特に「癒し」を求めるお客様に響きます。

【デザインのポイント】

  • 素材: 床や建具にはオークやパインなどの無垢材、壁には漆喰や珪藻土、布製の壁紙など、自然由来の素材を選ぶ。
  • 色彩: ホワイト、ベージュ、アースカラーを基調とし、穏やかで統一感のある空間に。
  • 照明: 昼間は自然光を最大限に取り入れ、夜は温かみのある電球色のペンダントライトやスポットライトで優しい光を演出。
  • インテリア: 主役は観葉植物。大小さまざまなグリーンを効果的に配置することで、空間に生命感とリズムが生まれます。

お客様のリアルな口コミ(30代・女性・会社員) 

「ここのサロンは、ドアを開けた瞬間の木の香りが大好きです。大きな窓から光が入って、まるで森の中のカフェにいるみたい。毎月ここに来て、髪も心もリセットするのが私の楽しみになっています。」

ナチュラルな空間は、お客様に安心感を与え、リピートに繋がりやすいという大きなメリットがあります。

3-2. インダストリアル/モダン系:洗練された都会的な雰囲気

3-2. インダストリアル/モダン系:洗練された都会的な雰囲気

コンクリート打ちっぱなしの壁、むき出しの配管、アイアンフレームの家具。インダストリアル(工業的)デザインは、無骨さと洗練さが同居する、都会的でスタイリッシュな空間を演出します。特に、男性客やトレンドに敏感な若者層をターゲットにするサロンと相性抜群です。

【デザインのポイント】

  • 素材: コンクリート、モルタル、アイアン、古材、レザーといった異素材を大胆に組み合わせる。
  • 色彩: グレー、ブラック、ダークブラウンを基調としたモノトーンでまとめ、クールな印象に。
  • 照明: ライティングレールに複数のスポットライトを配置し、陰影を強調するドラマチックな光の演出が効果的。エジソンランプなども雰囲気にマッチします。
  • インテリア: 華美な装飾は避け、機能美を追求したシンプルなデザインの什器を選ぶ。

モダンデザインは、インダストリアルよりもシンプルでミニマルな要素が強く、より洗練された印象を与えます。

3-3. ヴィンテージ/アンティーク系:時を重ねた味わい深い空間

3-3. ヴィンテージ/アンティーク系:時を重ねた味わい深い空間

使い込まれた古材の壁、長い年月を経てきたアンティークのドアノブ、一点物のシャンデリア。ヴィンテージやアンティークスタイルは、まるでヨーロッパの隠れ家や古い洋館に迷い込んだかのような、物語性のある店舗空間を作り出します。唯一無二の世界観で、他店との強力な差別化を図りたいオーナーにおすすめです。

【デザインのポイント】

  • 素材: エイジング加工された木材、真鍮、レンガ、モロッカンタイルなど、時を感じさせる素材が中心。
  • 色彩: 深みのあるブラウン、ボルドー、モスグリーンなどをアクセントに、重厚感のある配色を。
  • 照明: ステンドグラスのペンダントライトや、真鍮のブラケットライト、シャンデリアなど、照明器具自体が主役級のインテリアになります。
  • インテリア: 蚤の市やアンティークショップで探した一点物の家具や雑貨が、空間の個性を決定づけます。

ヴィンテージサロンの開業費用内訳

 以下は、筆者が手掛けた10坪のヴィンテージ風サロンの実際の費用内訳の一例です。什器にコストをかける分、壁や床はDIYやローコストな素材でバランスを取るのが成功の鍵です。

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費目金額(概算)備考
内装工事費250万円壁・床・天井の基礎工事、塗装など
水道・ガス・電気工事費80万円シャンプー台の給排水、電気容量増設など
アンティーク什器・家具購入費120万円セット面ミラー、椅子、受付カウンター、照明など
合計450万円※物件取得費、美容器具費は別途

このスタイルは、オーナー自身の「好き」という情熱が最も反映されやすいデザインと言えるでしょう。

3-4. その他人気スタイル(ラグジュアリー、ミニマル、韓国風など)

サロンのトレンドは多様化しており、上記以外にも魅力的なスタイルは数多く存在します。

ラグジュアリー

大理石やベルベット、ゴールドのアクセントを使い、ホテルのラウンジのような高級感を演出。高単価メニューとの相性が良いスタイルです。

ミニマル

白を基調に、装飾を極限まで削ぎ落とした無駄のないデザイン。プロダクトやアートが映える、ギャラリーのような空間です。

韓国風(カフェスタイル)

淡いペールトーン、曲線的なデザインの家具、ネオンサインなどを取り入れた、SNS映えを意識したスタイル。若者層に絶大な人気を誇ります。

第4章【STEP3】坪数別の個人美容室の空間設計とレイアウト術!

第4章【STEP3】坪数別に考える!個人美容室の空間設計とレイアウト術!

コンセプトとデザインの方向性が決まったら、次はそれを現実のスペースに落とし込む「空間設計」のフェーズです。特に個人美容室では、限られた坪数の中でいかに機能性とデザイン性を両立させるかが腕の見せ所。ここでは、店舗の広さ別に、空間を最大限に活かすレイアウトの秘訣を解説します。

4-1.【10坪以下】狭さを感じさせないレイアウト

8坪、10坪といったコンパクトな店舗は、工夫次第で「狭い」から「心地よいパーソナル空間」へと印象を大きく変えることができます。ポイントは、視覚効果を最大限に利用して「体感的な広がり」を演出することです。

【狭小店舗で実践すべき4つの鉄則】

  • 視線を遮らない: 入り口から奥の壁まで、視線がまっすぐ抜けるようにレイアウトする。背の高い間仕切りは避け、ガラスや格子など、向こう側が透けて見える素材を選ぶ。
  • 壁と床の色を統一する: 壁と床を白や明るいベージュなどの膨張色で統一すると、空間の境界が曖昧になり、広く感じられます。
  • 鏡を効果的に使う: 壁一面に大きな鏡を設置すると、空間が倍にあるかのような奥行きが生まれます。セット面だけでなく、待合スペースの壁などにも活用しましょう。
  • 天井を高く見せる: 天井はできるだけ高くし、照明はダウンライトや間接照明など、天井がすっきり見える器具を選ぶ。縦のラインを強調する壁紙や照明も効果的です。

8坪サロンの劇的ビフォーアフター

私が過去にコンサルした8坪のサロンは、当初、中央に置かれた受付カウンターが空間を分断し、非常に圧迫感がありました。そこで、レイアウトを全面的に見直し。受付カウンターを壁際に移動させ、入り口から奥まで視線が抜けるようにしました。さらに、デッドスペースだった壁面に天井までの造作棚を設置し、薬剤やタオル類をすべて収納。結果、収納量は以前の2倍になりながら、体感面積は1.5倍ほどに広がり、「本当に同じ広さ?」と驚かれるほどの開放的な空間を実現できました。まさに「レイアウトの魔法」です。

4-2.【15坪前後】ゆとりと機能性を両立する

15坪前後の広さになると、単に広く見せるだけでなく、各エリアの役割を明確にする「ゾーニング(空間分割)」が重要になります。お客様がリラックスできる空間と、スタッフが効率的に働ける空間をいかにスマートに分けるかが、サロンの快適性を左右します。

【ゾーニングの基本】

  • パブリックゾーン: 待合、レセプション
  • セミパブリックゾーン: カット、カラーなどの施術スペース
  • プライベートゾーン: シャンプースペース、ヘッドスパルーム
  • バックヤードゾーン: スタッフルーム、消毒室、在庫置き場

これらのゾーンを適切に配置し、お客様とスタッフの動線がなるべく交錯しないように計画することが理想です。ゆとりのある空間だからこそ、お客様一人ひとりのプライバシーに配慮した半個室のようなレイアウトを取り入れることも可能になります。

4-3.収納計画とバックヤード設計

どんなにおしゃれな内装にしても、タオルや薬剤のストック、掃除用具などが見えていては生活感が出てしまい台無しです。美しい空間を維持するためには、徹底的に計算された収納計画が欠かせません。

ポイントは「見せる収納」と「隠す収納」のメリハリです。おしゃれなパッケージの店販商品やこだわりの書籍は「見せる収納」でインテリアの一部に。一方で、雑多に見えがちな消耗品や備品は「隠す収納」で徹底的に隠しましょう。

お客様からの高評価レビュー

「私が通っているサロンは、いつ行っても本当に綺麗で物が一切出ていないんです。担当の方に聞いたら、『ワゴンは使わず、施術に必要なものはすべて壁面の造作棚に収めている』とのこと。だから空間がすっきりしていて、すごくリラックスできます。細やかなところまで美意識が行き届いている感じがして、信頼できます。」(40代・女性・主婦)

【常に美しいサロンを保つ3つの収納ルール】

  • 使用頻度で場所を決める: カラー剤など頻繁に使うものは施術スペースの近くに、ストック類はバックヤードに、と動線を考慮して収納場所を定める。
  • 定位置管理を徹底する: 全ての物に住所(定位置)を決め、「使ったら必ず元に戻す」をルール化する。
  • バックヤードに機能を集中させる: 在庫管理、洗濯、消毒、カルテ管理など、お客様に見えない機能はすべてバックヤードに集約し、施術スペースの役割をシンプルにする。

優れた収納設計は、日々の清掃や整理整頓の時間を短縮し、スタッフの負担軽減にも繋がります。

【この章のチェックポイント】
✅ 坪数に応じて、広く見せる工夫やゾーニングの考え方を取り入れる。
✅ お客様とスタッフ、双方の動線を考慮したストレスのないレイアウトを計画する。
✅ 「隠す収納」を徹底的に計画し、生活感のない美しい空間を維持する仕組みを作る。

第5章【STEP4】おしゃれな内装を作るためのインテリア・素材・照明の選び方

第5章【STEP4】おしゃれな内装を作るためのインテリア・素材・照明の選び方

空間の骨格が決まったら、次はその空間に魂を吹き込むインテリアや素材、照明を選んでいきます。これらの要素の一つひとつが、あなたのサロンのコンセプトを具現化し、独自の雰囲気を創り出す重要なパーツとなります。

5-1. 「セット椅子」と「シャンプー台」の選び方

お客様がサロン滞在中に最も長く身体を預けるのが、セット椅子とシャンプー台です。これらは単なる設備ではなく、サロンの「おもてなしの心」を象徴する最重要インテリアと言えます。デザイン性はもちろんのこと、座り心地や機能性にも徹底的にこだわりましょう。

特に、フルフラットになるシャンプー台(YUMEシャンなど)は、ヘッドスパなどの高単価メニューを提供する上で強力な武器になります。

人気シャンプー台・徹底比較レポート

私が複数のショールームで実際に体験した結果、主要メーカーのフルフラットシャンプー台には以下のような特徴がありました。サロンのターゲット層や提供メニューに合わせて選ぶのがおすすめです。

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メーカー代表モデル寝心地(快適性)施術のしやすさ価格帯おすすめのサロン
タカラベルモントYUME★★★★★★★★★★ラグジュアリー・スパ特化型
オオヒロOVAL★★★★☆★★★★☆デザイン性と機能性の両立
B-nextmiray★★★★☆★★★☆☆中〜高コンパクト・省スペース

5-2. 「壁・床・天井」の素材選び

壁や床にどんな素材を選ぶかで、空間の質感や印象は劇的に変わります。クロス、塗装、タイル、木材、モルタルなど、それぞれの素材が持つ特性(メリット・デメリット、費用感)を理解し、コンセプトに合わせて選びましょう。

  • 壁材:
    • クロス(壁紙): 最も一般的で安価。色柄が豊富だが、チープに見えやすいものも。
    • 塗装: マットで上質な質感。色の調合が自由自在だが、傷や汚れが目立ちやすい。
    • 左官(漆喰・珪藻土): 調湿・消臭効果あり。手仕事の温かみがあるが、高コスト。
  • 床材:
    • 塩ビタイル: 耐久性・耐水性が高く安価。デザインも豊富だが、本物の質感には劣る。
    • モルタル: スタイリッシュで耐久性が高い。ひび割れのリスクや冷たさがデメリット。
    • フローリング(木材): 温かみがあり質感が良い。水や薬剤に弱く、手入れが必要。

対策として、無垢材でも汚れに強いウレタン塗装を施したり、施術スペースの床だけはモルタルやタイルにするなど、場所に応じた素材の使い分けが賢明です。

5-3. 雰囲気と実用性を両立する照明選び

照明は、空間を明るくするだけの道具ではありません。光と影を巧みに操り、空間に奥行きと雰囲気を与える「光の演出家」です。美容室の照明計画では、「雰囲気」と「実用性」の2つの側面を両立させる必要があります。

【3つの照明を使い分ける】

  • ベース照明(全般照明): 空間全体を均一に明るくするダウンライトなど。
  • タスク照明(作業用照明): お客様の髪の状態が正確に見えるよう、セット面を照らすスポットライトなど。
  • アンビエント照明(環境照明): 空間にムードや奥行きを与える間接照明やブラケットライトなど。

特に重要なのが、タスク照明の色味です。ここで色が違って見えると、お客様が家に帰ってから「サロンで見た色と違う…」というクレームに繋がりかねません。

5-4. フォトスポットと小物(雑貨・グリーン)

お客様が施術後に「ここで写真を撮りたい!」と思うような仕掛けを作ることは、現代のサロン経営において非常に有効な宣伝戦略です。魅力的なフォトスポットがあれば、お客様が自発的にSNSで投稿(UGC: User Generated Content)してくれ、それが新たな顧客を呼び込むきっかけになります。

計算されたフォトスポット戦略

大阪のある個人サロンは、受付横の壁に特徴的なデザインのタイルを貼り、その中央に真鍮の切り文字で店名ロゴを設置しました。仕上げ後、お客様に「よろしければ、こちらの前でお撮りしますよ」と声をかけるようにしたところ、Instagramで「#(サロン名)」のハッシュタグ付き投稿が急増。その投稿を見た新規客からの予約が殺到し、オープンから半年で広告費ゼロにも関わらず予約が常に満席という状況を生み出しました。

フォトスポット作りのポイントは、「背景」「光」「小物」の3つです。特徴的な壁、デザイン性の高い鏡の前、自然光が綺麗に入る窓際などを活用し、サロンの世界観を象徴するような場所を作りましょう。

【この章のチェックポイント】
✅ 椅子やシャンプー台は、デザインだけでなくお客様の快適性と施術の効率性を考えて選ぶ。
✅ 床や壁の素材は、コンセプトとメンテナンス性の両面から最適なものを選ぶ。
✅ 照明は「雰囲気」と「実用性」を両立させ、特にセット面の色再現性にはこだわる。
✅ お客様が思わずシェアしたくなる「フォトジェニックな仕掛け」を計画する。

第6章【STEP5】個人美容室におすすめ!信頼できる内装業者の選び方と工事の流れ!

どんなに素晴らしいデザインやコンセプトを描いても、それを形にしてくれるパートナー選びに失敗しては元も子もありません。内装工事は高額な投資です。後悔しないために、信頼できる業者を見極め、工事の全工程を正しく理解しておくことが不可欠です。

6-1. 設計事務所・工務店・美容室専門業者のメリット・デメリット一覧表

内装を依頼する業者には、大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解し、自分の目的や予算に合ったパートナーを選びましょう。

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業者の種類メリットデメリットこんな人におすすめ
設計事務所デザイン性が高く、独創的な空間を実現できる。施主の代理人として工事を監理してくれる。設計料が別途かかるため、総費用が高くなる傾向がある。とにかくデザインにこだわりたい。唯一無二のサロンを作りたい人。
工務店地域密着で対応が柔軟。設計から施工まで一貫して依頼すればコストを抑えやすい。デザインの提案力は業者により差が大きい。美容室の特殊な設備工事に不慣れな場合がある。コストを抑えつつ、ある程度決まったイメージを形にしたい人。
美容室専門業者美容室特有の設備・動線・保健所検査に精通している。実績が豊富で提案が的確。ワンストップで安心。デザインのテイストに得意・不得意がある場合も。費用は工務店より高くなることがある。初めての開業で不安。デザインから施工まで安心して任せたい人。

美容室内装業者 社長C氏

「私たちが最も重要視しているのは、デザインの裏側にある『インフラ』です。美容室は、一般的な店舗に比べて給排水設備の数も多く、ドライヤーやデジタルパーマ機などで大量の電力を消費します。この電気容量や配管の計画を初期段階で誤ると、後から追加工事で数十万円の費用がかかったり、ブレーカーが頻繁に落ちるなど営業に支障が出ます。美容室の施工実績が豊富な業者を選ぶことは、デザイン以前の、失敗しないための最低条件だと考えてください。」

6-2. 相見積もりで確認すべき5つのチェックポイント

業者を数社に絞ったら、必ず「相見積もり」を取りましょう。これは単に価格を比較するためだけでなく、各社の誠実さや仕事の精度を見極めるための重要なプロセスです。

見積もり書では、以下の5つのポイントを必ずチェックしてください。

  • 項目が詳細に記載されているか?(「〜工事一式」が多すぎないか)
  • 単価と数量は明記されているか?
  • 前提条件が揃っているか?(同じ図面、同じ要望で見積もりを依頼する)
  • 諸経費(現場管理費など)の内訳は明確か?
  • 提案内容が要望と合致しているか?

安さだけで選ばず、内容の透明性と納得感を重視することが、良いパートナーシップに繋がります。

6-3.内装工事の全工程とスケジュール管理

業者と契約を交わしたら、いよいよ工事がスタートします。開業日から逆算し、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。一般的に、内装工事には1ヶ月〜2ヶ月程度かかります。

【内装工事の主な流れ】

  • 業者選定・打ち合わせ(1ヶ月〜): コンセプト共有、プランニング、見積もり
  • 設計契約・実施設計(2週間〜1ヶ月): 詳細な図面の作成
  • 工事契約・着工(1ヶ月〜2ヶ月): 解体、軽鉄、配管・配線、内装仕上げ
  • 竣工・引き渡し: 施主検査、手直し
  • 保健所検査・開業準備: 設備搬入、備品準備

このプロセスの中で、オーナーがやるべきこともたくさんあります。

【トラブルを防ぐための「やることリスト」】

✅ 着工前:

  •  工事契約書の内容を隅々まで確認する。
  •  近隣の店舗や住民へ、工事期間と業者名を伝えて挨拶回りをする。 

✅ 工事中:

  •  定期的に現場に顔を出し、進捗を確認し、職人さんとコミュニケーションを取る。
  •  図面と違う点や気になる点があれば、すぐに現場監督に質問・確認する。 

✅ 引き渡し時:

  •  必ず自分の目で、壁の傷や汚れ、設備の動作などを細かくチェックする(施主検査)。
  •  手直しが必要な箇所はリストアップし、いつまでに対応してもらえるか書面で確認する。

工事は業者に任せきりにせず、自分もプロジェクトの一員であるという意識を持つことが、理想のサロンを完成させる最後の鍵となります。

【この章のチェックポイント】
✅ 自分の目的と予算に合ったタイプの業者を見極める。
✅ 相見積もりでは価格だけでなく、見積もりの詳細さと誠実さを比較する。
✅ 工事の全工程を把握し、オーナーとしてやるべきことを主体的に進める。

第7章【STEP6】美容室における内装工事の費用の相場と節約方法!

第7章【STEP6】美容室における内装工事の費用の相場と節約方法!

「理想の空間は作りたいけど、費用はできるだけ抑えたい…」これは、すべての開業オーナーに共通する切実な願いでしょう。内装費用は、開業資金の中で最も大きな割合を占める項目です。ここでは、リアルな費用の相場を把握し、クオリティを落とさずにコストを賢く削減するための具体的なテクニックを伝授します。

7-1.【坪数別】個人美容室の内装費用のリアルな相場

内装工事の費用は、物件の状態(スケルトンか居抜きか)と広さによって大きく変動します。一般的に、坪単価で費用を算出することが多く、美容室の場合は坪単価30万円〜60万円が相場とされています。

スケルトン物件

何もないコンクリート打ちっぱなしの状態。給排水や電気、ガスなどのインフラ設備からすべて新設するため、費用は高額になりますが、レイアウトの自由度は最も高いです。

坪単価の目安: 40万円~70万円

居抜き物件

前のテナント(特に美容室)の設備や内装が残っている状態。既存の設備を活かせれば、大幅なコストダウンが可能です。

坪単価の目安: 20万円~40万円

坪数別・物件状態別 工事費用シミュレーション

以下は、首都圏における平均的な費用相場を基にしたモデルケースです。

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坪数物件の状態坪単価(目安)総額(概算)
10坪スケルトン50万円500万円
居抜き30万円300万円
15坪スケルトン45万円675万円
居抜き25万円375万円
20坪スケルトン40万円800万円
居抜き20万円400万円

(出典:複数の内装工事業者の公開データ及び筆者の実績データを基に算出)

この総額には、設計費、設備工事費、内装工事費などが含まれます。これに加えて、物件取得費、美容器具費、運転資金などが必要になることを念頭に置いておきましょう。

7-2. 「居抜き物件」のメリットと注意点

初期費用を抑えたい場合、居抜き物件は非常に魅力的な選択肢です。特に、前のテナントが美容室であれば、シャンプー台やボイラーなどの高額な設備をそのまま流用できる可能性があります。

しかし、居抜き物件には見落としがちな「罠」も潜んでいます。

【居抜き物件契約前の必須チェックリスト】

  •  設備の動作確認: シャンプー台、ボイラー、エアコンなどは必ず実際に動かして確認する。
  •  インフラの状態: 水道・ガス・電気の専門業者に同行してもらい、配管や容量をチェックする。
  •  リース物件の所有権: 残置されている椅子や器具がリース品ではないか(所有権は誰にあるか)を確認する。
  •  レイアウト変更の可否: 構造上、壁を撤去できないなど、希望のレイアウトが実現可能か確認する。

これらの確認を怠ると、「安物買いの銭失い」になりかねません。必ず専門家を伴って内見することをおすすめします。

7-3. クオリティを下げずに費用を抑える5つのテクニック

スケルトン、居抜きに関わらず、工夫次第で内装費用を賢く節約する方法はいくつもあります。ポイントは、「お金をかけるべき部分」と「コストを削れる部分」にメリハリをつけることです。

  • 施主支給(せしゅしきゅう)を活用する:
    • 照明器具、椅子、鏡、小物などを自分で購入し、業者に取付けだけを依頼する方法。中間マージンをカットできます。ただし、製品の保証責任や搬入タイミングは自己責任になるので注意が必要です。
  • DIYを取り入れる:
    • 壁の塗装や簡単な棚の組み立てなど、自分たちでできる作業はDIYで行うことで、人件費を削減できます。お客様と一緒に壁を塗るイベントなどを開催し、ファン作りにつなげたサロンもあります。
  • 中古・アウトレットの美容器具を探す:
    • セット椅子やシャンプー台などは、専門の中古販売業者を利用すれば新品の半額以下で手に入ることも。品質や保証内容をしっかり確認して選びましょう。
  • 素材にメリハリをつける:
    • お客様の目に付きやすい受付カウンターやアクセントウォールには高価な素材を使い、それ以外の部分は安価なクロスや塗装で仕上げるなど、強弱をつけることで全体のコストを抑えつつ、上質な印象を保てます。
  • 補助金・助成金を活用する:
    • 開業する地域や条件によっては、国や自治体の創業支援補助金などを利用できる場合があります。日本政策金融公庫や地域の商工会議所に相談してみましょう。

内装デザイナーD氏

「コスト削減で最も効果的なのは、設計段階で『本当に必要なもの』を見極めることです。例えば、壁一面を本物のレンガにするのではなく、一枚だけレンガ調のタイルを貼り、他は塗装で仕上げる。これだけでも、視覚的な満足度を保ちながら数十万円のコストを削減できます。デザイナーに『コストを抑えたい』と正直に伝え、代替案を積極的に提案してもらうことが賢いやり方です。」

【この章のチェックポイント】
✅ 自分の物件の状態から、おおよその費用相場を把握し、現実的な資金計画を立てる。
✅ 居抜き物件を検討する際は、メリットだけでなくリスクも理解し、専門家と慎重に確認する。
✅ 施主支給やDIYなど、クオリティを維持しながらコストを削減できる方法を検討する。

第8章 選ばれ続ける個人美容室になるためのおしゃれな内装

ついに、あなたの理想のサロンが完成間近です。しかし、オープンはゴールではなく、新たなスタート。ここでは、サロンが完成してから、そして未来に向けて、お客様に長く愛され続けるために考えておきたいことをお伝えします。

8-1. 改装・リニューアルに最適なタイミング

一度作った内装も、時間と共に少しずつ古くなっていきます。設備が老朽化したり、時代のトレンドやお客様のニーズが変化したり…。5年後、10年後も輝き続けるサロンであるためには、店舗を「進化させる」という視点が重要です。

【改装・リニューアルを検討すべきサイン】

  • 設備の老朽化: シャンプー台が壊れやすくなった、壁紙が剥がれてきたなど。
  • コンセプトの変化: ターゲット層を変えたい、新しいサービスを始めたいなど。
  • 客層の変化: 開業当初とお客様の年齢層やライフスタイルが変わってきた。
  • 競合の出現: 近隣に新しい魅力的なサロンがオープンした。
  • 売上の停滞: 新規客の獲得やリピート率が伸び悩んでいる。

7年目のリニューアル投資

私が知るあるサロンは、開業7年目に待合スペースの改装を決意しました。近隣にファミリー層が増えてきたことを受け、約100万円を投資して待合の半分を小さなキッズスペースにしたのです。結果、これまで獲得できていなかった「子供を預けられない」という理由で美容室から足が遠のいていたママ層の新規顧客が急増。リニューアル後半年で、平日昼間の売上が130%にアップし、投資を早期に回収することに成功しました。

すべてを一度に変える必要はありません。壁紙の色を変える、照明器具を交換する、待合の椅子を新しくするなど、小さなリニューアルでも空間の印象はリフレッシュされ、お客様への「私たちは常に進化しています」というメッセージになります。

8-2. 理想の個人美容室をオープンするための最終ステップ

さあ、これまでのステップを振り返り、あなたの夢を現実にするための最後の一歩を踏み出しましょう。この記事で解説してきた内容を、具体的なアクションに落とし込んだ最終チェックリストです。このリストを一つひとつクリアしていくことで、あなたは着実に理想のサロンへと近づいていけます。

開業までの最終アクションプラン・チェックリスト

【フェーズ1:計画】

  •  STEP1:コンセプト設計 – 誰に、どんな価値を提供したいか明確にしたか?
  •  STEP2:イメージ収集 – 理想の空間のムードボードを作成したか?
  •  STEP3:法的要件確認 – 管轄の保健所に事前相談に行ったか?

【フェーズ2:実行】

  •  STEP4:デザイン決定 – コンセプトに合うスタイル、レイアウト、素材を選んだか?
  •  STEP5:業者選定 – 3社以上から相見積もりを取り、信頼できるパートナーを決めたか?
  •  STEP6:資金計画 – 工事費用と自己資金、融資計画は万全か?

【フェーズ3:完成へ】

  •  工事監理 – 定期的に現場に足を運び、進捗を確認しているか?
  •  施主検査 – 引き渡し時に、自分の目で細部までチェックしたか?
  •  開業準備 – 備品搬入、販促活動、予約システムの準備はOKか?

内装作りは、時間もお金もかかる大変な作業です。しかし、自分のこだわりや想いが一つひとつ形になっていく過程は、何物にも代えがたい喜びがあります。そして、そのこだわりの空間が、お客様の笑顔や「ありがとう」という言葉に繋がった時の感動は、一生の宝物になります。 この記事が、あなたの素晴らしい船出の一助となることを心から願っています。あなたのサロンが、多くの人に愛される最高の場所になりますように。

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この記事を書いた人

鵜飼 あきひろのアバター 鵜飼 あきひろ 株式会社Grill 取締役/店舗経営・集客コンサルタント

2014年にオイシックス株式会社で海外事業を担当後、香港・中国現地法人の社長に就任。
2017年に起業した株式会社Emooveでは代表として事業を成長させ売却・EXIT。
現在は株式会社Grillの取締役COOとして複数の飲食店舗を経営する傍ら、現場目線で成果の出る集客支援に取り組んでいる。
豊富な実践経験と経営視点を活かし、小さなお店の“ファンづくり”をサポートするのが信条。

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